ザ魚問答|日本が一番輸入している魚は?

おはようございます。
日本は魚をたくさん食べる国として知られています。
寿司。
刺身。
焼き魚。
煮魚。
魚は日本の食文化に深く根付いています。
では、その魚はすべて日本で獲れたものなのでしょうか。
実は違います。
日本は世界有数の魚介類輸入国でもあります。
スーパーや回転寿司で見かける魚の中には、海外からやって来たものが数多くあります。
では、日本が一番輸入している魚は何なのでしょうか。
今回は魚介類の輸入事情を紐解きながら、日本の食卓を支える世界の海について見ていきましょう。
目次
1. 日本は魚を輸入している国だった
魚が豊富な日本ですが、国内で消費する魚介類のすべてを国産で賄っているわけではありません。
かつて日本は世界最大級の漁業国でした。
しかし近年は漁獲量の減少や食生活の変化などにより、多くの魚介類を輸入に頼るようになっています。
魚屋で働いていると、お客さんから「この魚はどこで獲れたの?」と聞かれることがあります。
実際に確認すると、日本産だけではなくノルウェー産、チリ産、中国産、ベトナム産などさまざまです。
今や日本の魚売り場は小さな国際市場とも言えるでしょう。
2. 輸入量トップクラスはサーモン
日本が輸入する魚介類の中で非常に存在感が大きいのがサーモンです。
回転寿司でも人気。
刺身でも人気。
家庭料理でも人気。
現在ではマグロ以上に人気があるとも言われています。
サーモンの多くはノルウェーやチリなどから輸入されています。
特に養殖サーモンは安定供給が可能なため、日本市場に大量に流通しています。
昔の寿司店ではサーモンを扱わない店もありました。
しかし今では寿司ネタの主役級です。
日本人の食卓を支える代表的な輸入魚になっています。
3. エビは日本最大級の輸入魚介類
魚ではありませんが、魚介類全体で見ると輸入量の王様とも言える存在があります。
それがエビです。
スーパーの冷凍コーナー。
お弁当。
天ぷら。
エビフライ。
私たちの身近な場所に必ずと言っていいほど存在します。
しかし日本近海だけで大量需要を賄うことはできません。
そのためベトナム、インドネシア、インド、タイなどから大量に輸入されています。
実は日本人は世界でも有数のエビ好きなのです。
4. マグロも輸入に支えられている
マグロは日本の象徴とも言える魚です。
しかしその多くは海外からもやって来ています。
大西洋。
インド洋。
地中海。
世界中の海で獲られたマグロが日本へ集まります。
養殖マグロも増えています。
日本人のマグロ需要は非常に大きいため、国内だけでは供給が足りません。
魚屋の娘として市場を見ると、マグロほど世界規模で流通する魚は珍しいと感じます。
日本人の大好物は世界の海によって支えられているのです。
5. カニも海外からやって来る
冬になると人気が高まるカニ。
実は輸入品も数多く流通しています。
ロシア。
カナダ。
アメリカ。
ノルウェー。
さまざまな国からカニが輸入されています。
国産のズワイガニや毛ガニは高価です。
そのため輸入カニは多くの家庭にとって身近な存在になっています。
年末年始に食卓へ並ぶカニも、実は海外から来たものかもしれません。
6. なぜ日本は魚を輸入するのか
魚が豊富な日本がなぜ輸入するのでしょうか。
理由はシンプルです。
足りないからです。
魚介類の需要に対して国内生産だけでは追いつかない魚種があります。
また、日本で獲れない魚もあります。
サーモンは代表例です。
現在流通しているサーモンの多くは海外養殖です。
さらに価格面もあります。
海外で大規模養殖された魚の方が安定して安く供給できる場合もあるのです。
7. 輸入魚は安全なの?
輸入魚に不安を感じる人もいます。
しかし日本へ輸入される魚介類は厳しい検査を受けています。
衛生管理。
残留物質検査。
品質確認。
さまざまな基準をクリアしたものが流通しています。
もちろん絶対に問題が起きないとは言えません。
しかし国産だから安全、輸入だから危険という単純な話ではありません。
重要なのは適切な管理です。
8. 輸入魚が日本の魚文化を支えている
もし輸入魚がなくなったらどうなるでしょうか。
寿司店のネタは減ります。
スーパーの魚売り場も小さくなります。
価格も上昇するでしょう。
実は輸入魚は日本の魚文化を陰で支えている存在なのです。
サーモン。
エビ。
マグロ。
カニ。
多くの人気魚介類が輸入によって安定供給されています。
私たちが気づかないところで世界の海が日本の食卓を支えています。
9. 日本の魚は海外へも輸出されている
面白いことに、日本は輸入だけでなく輸出もしています。
ホタテ。
ブリ。
マダイ。
ナマコ。
近年では海外で人気が高まっています。
つまり日本は魚を買う国であり、売る国でもあるのです。
魚は世界中を行き来しています。
輸入と輸出はセットで考える必要があります。
10. 魚売り場は世界地図になっている
魚屋の娘として感じることがあります。
魚売り場をよく見ると世界地図が見えてくるんです。
ノルウェーのサーモン。
ベトナムのエビ。
カナダのカニ。
チリのサーモン。
そして日本のブリ。
魚売り場には世界中の海が集まっています。
昔よりもずっと国際的になったのが今の魚流通です。
魚を見るだけで世界とのつながりが感じられる時代になりました。
11. まとめ
日本が一番多く輸入している魚介類として特に存在感が大きいのはサーモンやエビです。
私たちが普段当たり前に食べている魚介類の多くは海外からやって来ています。
マグロ。
カニ。
サーモン。
エビ。
これらは日本の食卓を支える重要な輸入魚介類です。
一方で日本もホタテやブリなどを世界へ輸出しています。
魚はもはや一つの国だけで完結する食べ物ではありません。
世界中の海と市場、そして人々の食卓がつながっています。
次にスーパーで魚を見る時は、ぜひ産地表示にも注目してみてください。
その魚がどこの国からやって来たのかを知るだけで、魚売り場が少し違って見えてくるかもしれません。
ご興味のある方は、お問い合わせください。
きのした生魚店には個性あふれる鮮魚が揃っています。
今日もいい一日になりますように。
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