ハマグリの秘密すべてご紹介!基礎知識からおもしろ雑学までやさしく解説

おはようございます。

今日は桃の節句「ひな祭り」です。
ひな祭りには欠かせない食材の「ハマグリ」。
ハマグリはお正月やお祝い事で食べる風習が古くからあります。
ハマグリの出汁はとてもうま味があり、貝らしい風味がとても美味しいですね。

役立つ知識から酒場のネタになる知識まで、今日はハマグリの秘密すべてご紹介します。

ハマグリの基本情報

ハマグリ

ハマグリの種類・寿命

ハマグリは軟体動物門二枚貝綱マルスダレガイ目マルスダレガイ超科マルスダレガイ科ハマグリ亜科ハマグリ属に属します。
ハマグリ属のなかまには、「タイワンハマグリ」「チョウセンハマグリ」「シナハマグリ」「ミスハマグリ」などがいます。
ハマグリは1歳で殻長2センチ、2歳で殻長4センチ、5歳で殻長5センチほどまで成長し、寿命は7年ほどです。
また、ハマグリは水温11℃を下回ると成長が止まるため、冬場は成長しません。

ハマグリの生態・食性

ハマグリは朝鮮、中国、台湾沿岸と北海道南部から九州までの干潟に分布しており、淡水の流入する干潟から水深12メートルほどの浅瀬に生息しています。
ハマグリは海中に浮遊している珪藻類など植物プランクトンを食べて生活しています。

また、ハマグリの産卵期は5月から10月です。

ハマグリの特徴と代表産地

外見 殻長は8センチ程度
殻は丸みを帯びた三角形
殻には帯状の模様がある
殻の模様は個体により様々
上品な味わい
うま味がとても強い
イイ出汁が出る
熱しても硬くならない
2月~4月
漁方 じょれん曳
産地 【国産】
大分県
熊本県
京都府
【輸入】
中国

 

 

ハマグリの由来の秘密

ハマグリの由来2選

ハマグリの由来は諸説ありますがその中から2つご紹介します。
あなたはどちらの由来が濃厚だと思いますか?
1つ目。ハマグリは浜辺に生息しており、カタチが栗のように見えることから「浜栗(ハマグリ)」と呼ばれた。
2つ目。ハマグリは浜辺に転がっている礫(小さい石)のように見えることから「浜礫(ハマグリ)」と呼ばれた。

ハマグリを漢字で書くと「蛤」

ハマグリは漢字で書くと、「虫」ヘンに「合」で「蛤」です。
ハマグリは中国で人でも獣でも鳥でも魚でもないことから虫に分類されたため、「虫」ヘンを使用します。
また、ハマグリは二枚の対になっている貝殻でないときちんと口を閉じないため、「合わない」という意味からです。

ハマグリの栄養

ハマグリには鉄分が豊富に含まれています。
どのような栄養があるかまとめました。

・ビタミンB群(神経の機能の正常化)
・ビタミンA(皮膚や粘膜を正常に保つ)
・ビタミンE(抗酸化作用)
・パントテン酸(糖質、脂質の代謝を促す)
・タウリン(肝機能を高める、生活習慣病予防)
・鉄分(貧血の防止)
・マグネシウム(カラダの代謝を促す)
・カルシウム(骨を強くし骨粗鬆症を予防)
・カリウム(細胞内の浸透圧を調整、むくみ防止)
・リン(歯や骨を丈夫にする)
・タンパク質(筋肉細胞の維持、免疫力高上)
・葉酸(細胞の生まれ変わりを助ける働き)
・ナイアシン(血行促進、冷え性改善)
・グルタミン酸(興奮系の伝達物質を分泌させる)
・グリシン(肌のハリと弾力を保つ)
・ロイシン(筋肉のエネルギー源)
・リジン(カラダの免疫力を高める)
・アスパラギン酸(ミネラルを体内に取り込む)
・アラニン(二日酔いの改善)
・プロリン(コラーゲンの生成を促す)

ハマグリの5つの目利きポイント!

ハマグリにも個体差は必ずあります。一人ひとりみんな個性があるようにハマグリにも個性があります。下記をご参考にわたし好みのMyハマグリを是非見つけてください。

1.殻長7センチ程度
2.元気よく生きている
3.貝殻の表面がヌルヌル
4.貝殻の色が白くない
5.殻がしっかり閉じている

よくわからない!という方ご来店ください。店主が詳しく解説します。
いつもと違う見方をすると魚選びがとっても楽しくなります。

ハマグリのおもしろ情報

ハマグリのことわざ

雀、海に入って蛤となる(すずめ、うみにいってはまぐりとなる)

中国では「晩秋の海辺で騒ぐスズメがハマグリになる」という言い伝えがあり、思いがけない変化が起こるという意味。

山に蛤を求む(やまにはまぐりをもとむ)

浜辺にしか生息しないハマグリを山で拾っても絶対に見つからないことから、誤った方法では決して不可能だという意味。

畑に蛤(はたけにはまぐり)

畑を掘ってもハマグリを見つけることはできないことから、見当違いという意味。

その手は桑名の焼き蛤(そのてはくわなのやきはまぐり)

桑名とは焼き蛤が有名な地です。
うまいことを言ってもその手には乗らないという意味。

ハマグリとひな祭り

ひな人形
日本ではひな祭りにはハマグリを食べる風習があります。
ハマグリは昔から「お姫様」という意味があり、3月3日のひなまつりに食べると「良縁」を招くとされています。

また、ハマグリは二枚の対になっている貝殻でないとぴったり合わないことから、「夫婦和合」の意味をあらわす縁起物とされ結婚式などのお祝い事にも用いられています。

ハマグリの地方名

ハマグリは地域によりユニークな名前で呼ばれています。

・ホンハマ:全国各地
・オハマ:東京都

ハマグリの付く地名

・大島町蛤(おおしまちょうはまぐり):長崎県西海市
・蛤(はまぐり):愛媛県宇和島市
・蛤浜(はまぐりはま):宮城県石巻市

ハマグリのまとめ

ハマグリのお吸い物は非常に上品で味わい深いです。
アサリとはまた違う味わいを楽しむことができます。
普段あまり食べることはないかもしれませんが、今日のような特別な日にはぜひ食べていただきたいです。
また、近年は国産ハマグリはとても希少なものとなっており中国産がほとんどです。
きのした生魚店では国産のハマグリも仕入れておりますので、ご興味のある方はお問い合わせください。

きのした生魚店には個性あふれる鮮魚が揃っています。

今日もいい一日になりますように。

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