シナマナガツオ(支那真名鰹)の秘密すべてご紹介!基礎知識からおもしろ雑学までやさしく解説
おはようございます。
マンボウの様な体形をしておりマナガツオのなかまの「シナマナガツオ」。
シナマナガツオはマナガツオと比較すると、体高がありヒレの縁が黒いのが特徴です。
基礎知識からおもしろ雑学まで、今日はシナマナガツオの秘密すべてご紹介します。
目次
シナマナガツオ(支那真名鰹)の基本情報
シナマナガツオ(支那真名鰹)の種類・寿命
シナマナガツオは、硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目イボダイ亜目マナガツオ科マナガツオ属に属します。
シナマナガツオのなかまには、「マナガツオ」「バターフィッシュ」などがいます。
シナマナガツオの成長は比較的早く、1歳で15センチ程度、2歳で25センチ程度、3歳で30センチ程度まで成長します。
また、シナマナガツオの寿命は5年ほどです。
シナマナガツオ(支那真名鰹)の生態・食性
シナマナガツオは温暖な海域を好む魚で、日本では関東より南の海域に分布しています。
シナマナガツオは水深100メートルほどの砂泥地に生息しています。
シナマナガツオは雑食性でプランクトンや小魚などを食べて生活しています。
シナマナガツオの産卵期は5月から8月頃です。
シナマナガツオ(支那真名鰹)の特徴と代表産地
外見 | 全長は40センチ程度 体色は銀色 体形はひし形 体高がある 背ビレと尻ビレが大きい ヒレの縁が黒い 腹ビレがない カラダに対し頭が小さい 目と口が小さい |
味 | 上質な白身 クセのない白身 柔らかい身質 身離れが良い 独特な香りがある 脂ノリがいい 熱しても硬く締まらない |
旬 | 9月から11月 |
漁方 | 底曵網 |
産地 | 長崎県 福岡県 山口県 (輸入) 中国 |
シナマナガツオ(支那真名鰹)の由来の秘密
シナマナガツオ(支那真名鰹)の由来
マナガツオは魚の中でも特に美味しいことから「真にうまいカツオ」ということから、「マナガツオ」と呼ばれた。
またシナマナガツオはマナガツオのなかまで、東シナ海や南シナ海に多く生息していることから、「シナマナガツオ」と呼ばれた。
シナマナガツオ(支那真名鰹)を漢字で書くと「支那真名鰹」
シナマナガツオを漢字で書くと「支那真名鰹」です。
マナガツオはとても美味しい魚で「真にうまい鰹」ということから、「真名鰹」と書きます。
またシナマナガツオは東シナ海や南シナ海に多く生息していることから、「支那真名鰹」と書きます。
シナマナガツオ(支那真名鰹)を英語で書くと「Harvestーfish」
シナマナガツオを英語で書くと「Harvest―fish」です。
「Harvest」は「水揚げ」という意味です。
「Fish」は「魚」という意味です。
つまり、シナマナガツオは美味しすぎて「水揚げすべき魚」ということです。
シナマナガツオ(支那真名鰹)の栄養
シナマナガツオはうま味が豊富な白身魚です。
どのような栄養があるかまとめました。
・DHA(脳細胞の活性化や脳の発達に働きかける)
・EPA(血液をサラサラにし、中性脂肪を下げる)
・タンパク質(筋肉細胞の維持、免疫力高上)
・ビタミンA(皮膚や粘膜を正常に保つ)
・ビタミンB群(神経の機能の正常化)
・ビタミンD(カルシウムの吸収を促進)
・ビタミンE(抗酸化作用)
・パントテン酸(糖質、脂質の代謝を促す)
・葉酸(細胞の生まれ変わりを助ける働き)
・リン(歯や骨を丈夫にする)
・鉄分(貧血の防止)
・ナイアシン(血行促進、冷え性改善)
・マグネシウム(カラダの代謝を促す)
・カルシウム(骨を強くし骨粗鬆症を予防)
・カリウム(細胞内の浸透圧を調整、むくみ防止)
・グルタミン酸(興奮系の伝達物質を分泌させる)
・グリシン(肌のハリと弾力を保つ)
・ロイシン(筋肉のエネルギー源)
・リジン(カラダの免疫力を高める)
シナマナガツオ(支那真名鰹)の目利きポイント!
シナマナガツオ(支那真名鰹)にも個体差は必ずあります。一人ひとりみんな個性があるようにシナマナガツオ(支那真名鰹)にも個性があります。下記をご参考にわたし好みのMyシナマナガツオ(支那真名鰹)を是非見つけてください。
1.目が澄んでいる
2.身に張りがある
3.エラが鮮やかな紅色
4.体色が綺麗な銀色
5.サイズが1~3㎏
よくわからない!という方ご来店ください。店主が詳しく解説します。
いつもと違う見方をすると魚選びがとっても楽しくなります。
シナマナガツオ(支那真名鰹)のおもしろ情報
シナマナガツオ(支那真名鰹)の地方名
シナマナガツオは地域によりユニークな名前で呼ばれています。
・マナガツオ
シナマナガツオ(支那真名鰹)が付く地名
カツオ(鰹)が付く地名
・鰹淵(かつおぶち):愛知県新城市
シナマナガツオ(支那真名鰹)のまとめ
シナマナガツオは東シナ海・南シナ海に多く生息しています。
シナマナガツオはマナガツオのなかまで、味わいもほとんど変わりません。
シナマナガツオは上品な白身魚で、お刺身はもちろん煮ても焼いてもとても美味しい魚です。
ご興味のある方は、お問い合わせください。
きのした生魚店には個性あふれる鮮魚が揃っています。
今日もいい一日になりますように。
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