イサキの七不思議。わかりやすく全て解説!

イサキの七不思議!

イサキ
おはようございます。

夏が旬のイサキ。
夏のイサキはタイにも劣らない味と言われておりとても味がいい魚です。
ただひとつの欠点は、鮮度が落ちるのがとても早く味がすぐに変わってしまうことです。
釣りの対象魚としてもとても人気の魚です。

今日はイサキの「七不思議」をとってもわかりやすくご紹介します。

イサキの骨は硬い?

イサキの骨は硬く鋭いのが特徴で、「鍛冶屋ごろし」という別名があります。
イサキをさばくとすぐに包丁がダメになり、鍛冶屋が研ぎ直さないといけないことが由来です。
イサキを食べるときは、誤って骨を食べないよう注意しましょう!

イサキは臆病者

イサキは夜行性の魚で明るい日中は海藻のおおい岩礁域に潜み、夜になると海面近くまで浮上し小魚やエビなどを食べて生活しています。
しかし、月夜のような明るい夜には海面近くには現れません。
イサキはとっても臆病者な魚なのです。

イサキの目は曇っている



魚の目利きで「目が澄んでいる魚ほど新鮮」という認識が一般的ですが、イサキはその限りではありません。
イサキは鮮度にかかわらず目が曇りやすい魚なのです。
ですので、目利きをする場合は体色やエラの色・身のハリなどを判断材料にしましょう!

イサキの産卵

イサキの産卵は6月から9月にかけてです。
イサキのメスは3歳になると成熟し、浅瀬を漂いながら卵を産みます。
イサキの卵は産卵後1~2日で孵化し、内湾でプランクトンを食べながらおおきくなります。

イサキは3歳まではメスとオスの比率が「1:1.2」とオスのほうが多いですが、3歳を超えるとメスとオスの比率が「1:0.5」とメスのほうが多くなります。

イサキは海のニワトリ

イサキは漢字で「鶏魚(イサキ)」とも書き、海のニワトリと言われています。
その理由は、背ビレに鋭いトゲを持ち広げている姿が「ニワトリ(鶏)のトサカ」のように見えるためです。

水族館では酉年(とりどし)のお正月に「干支の魚」としてイサキを紹介しています。

イサキは海のウリボウ

イサキは成魚と若魚でカラダの模様が異なります。
若魚には白い線が2本シマ模様のようにくっきりあります。
この模様がウリボウ(イノシシの子供)に見えることから、海のウリボウと呼ばれています。

酉年(とりどし)と同様、水族館では猪年(いのししどし)のお正月に「干支の魚」としてイサキを紹介しています。

ブランド「関イサキ」

関サバや関アジで有名な豊後水道で漁獲されたイサキは「関イサキ」とよばれブランド魚です。
流れのはやい海域で豊富なエサを食べて育った関イサキは、味わい豊かで身が引き締まっています。
関イサキは一本ずつ丁寧に釣りあげられ、腹がとても綺麗です。
旬の夏には脂ノリもよく、格別に美味しいです。

イサキのさばき方

店主がイサキを刺身にさばきます。
1ステップずつ丁寧にご紹介します。
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イサキの七不思議のまとめ

イサキは独特の磯のかおりが特徴の魚で、お刺身でも煮ても焼いても美味しい魚です。
イサキは大きさにより味わいが異なるため、用途に合わせサイズを選ぶのがコツです。

近年人気のイサキについて、もっと知ってもらいたいと思いご紹介しました。
きのした生魚店では新鮮なイサキを仕入れておりますので、ご興味のある方はお問い合わせください。

今日もいい日になりますように。

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