イカ(烏賊)の七不思議。わかりやすく全て解説!~第一弾~
目次
イカの七不思議!
イカの消費量は日本人が一番です。
世界中のイカの30パーセントほどを日本で消費しているそうです。
日本人には本当にイカ好きが多く、昔から愛されてきた食材だと言えます。
しかし、イカの生態についてあまり知らない方も多いのではないでしょうか。
イカは知れば知るほど興味深い生き物です。
今日はイカの「七不思議」をとってもわかりやすくご紹介します。
イカの足は8本!
イカの足は10本あるというのが一般的になっています。
しかし、イカの足は8本で残りの2本は「触腕(しょくわん)」という手なのです。
よ~く見ると、他の足より2本長いことがわかります。
触腕は伸びたり縮んだりすることができ、普段はポケットの中に隠しているイカもいます。
この手(触腕)を使い、イカは上手に獲物を捕まえます。
また、オスのイカの足には「交接腕(こうせつわん)」と呼ばれる生殖器があります。
8本の足のうち1本の先端のみが生殖器になっています。
メスのカラダに交接腕を入れ体内受精します。
交接腕は精子を放出したあと、足を切断してしまうそうです。
なんとも切ない生き物ですね( ;∀;)
イカの心臓は3つある
イカはゆらゆらと浮遊しのんびり泳いでいるイメージがありますが、海のなかではとても活発に泳ぎます。
自分に危機を感じたときは猛スピードで泳ぎ、その速さ時速40キロを超えることもあるそうです。
イカが活発に動き続けるためには酸素が大量に必要になります。
そのためイカには心臓が3つ備わっているのです。
ひとつはメインとなる心臓です。
残るふたつは補助的な役割りの心臓で、左右のエンペラにあります。
イカの足はトカゲのしっぽ
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イカの足はタコと同じく、いざという時にはトカゲのしっぽのように自分の足を切り落とし逃げることができます。
また、切れた部分からまた足が再生し元通りになります。
イカの目はヒトと同じ?
イカの目はヒトの目と構造がよく似ています。
生き物のなかでは視力がとても高いほうで、ヒトでいうと「0.5」くらいになります。
私より視力がイイです(>_<)
イカは色は見えていませんが、色を判別する能力に優れています。
モノクロの世界のなかで濃淡で色を識別しています。
イカは貝のなかま?
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貝といえばサザエやアワビ・ハマグリなどを想像するかと思います。
貝類は生物学的に言うと軟体動物に属します。
実はイカ、大昔には二枚貝と同じように貝殻に守られていたそうです。
進化の過程で、速く泳ぐため貝殻をなくしてしまいました。
しかし速く泳ぐことの代償として、貝殻に守られていないイカの寿命は1年程度ととても短いです。
イカの握力は最強!
柔らかくふにゃふにゃした印象のあるイカですが、イカの握力は海のなかでトップクラスなのです。
一度つかまえた獲物は、なにがなんでも離しません。
またアゴが強いため、つかまえた獲物は粉々に砕かれます。
イカが液晶に変身?
イカは食べるだけではありません。
イカの内臓から液晶を作っていた歴史があります。
イカの内臓はコレステロールを豊富に含んでいます。
それを利用し作られたものが、「コレステリック液晶」という液晶です。
パソコンやたくさんの家電製品で使われていたそうです。
イカのさばき方
店主がアオリイカをお刺身にします。
1ステップずつ丁寧にご紹介します。
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日本人が大好きなイカについて、もっと深く知ってもらいたいと思い紹介しました。
これであなたもイカ博士です(^^)/
イカには未だに解明されていないことが多いため、これからまた新事実が発覚するかもしれません。
今日もいい日になりますように。