オコゼの秘密すべてご紹介！基礎知識からおもしろ雑学までやさしく解説

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おはようございます。

少しグロテスクで愛嬌たっぷりな顔ですが美味しいと評判の魚、オコゼを食べたことはありますか？冬のフグ、夏のオコゼといわれるくらい、味わい深く美味しい白身魚です。
役立つ知識から酒場のネタになる知識まで、今日はオコゼの秘密すべてご紹介します。

1 オコゼの基本情報
2 オコゼの毒
3 オコゼの由来の秘密
4 オコゼの栄養
5 オコゼの５つの目利きポイント！
6 オコゼのさばき方
7 オコゼのおもしろ情報
- 7.1 オコゼと日本昔話
8 オコゼのまとめ

オコゼの基本情報

オコゼの種類と寿命

オコゼは毒針を持つカサゴ目の総称です。日本で一般的にオコゼとはオニオコゼのことを指します。
背ビレに猛毒があり、取扱いには注意が必要な魚です。
寿命は10年以上で比較的長く、大きいものでは３０㎝以上になります。オコゼは成長がとても遅い魚で、食べ頃サイズの２０㎝には３～４年程かかると言われています。

オコゼの生態と食性

オコゼは日本～朝鮮半島の海域・南シナ海に生息しています。
海底の２００m程度の砂泥地で生活しています。オコゼの目は上向きに付いており頭の上を通過する小魚やエビを大きな口をあけゴクリと丸のみします。

オコゼの特徴と代表産地

【オニオコゼ】

外見	からだ全体に柔らかい突起がある。頭と胸ビレが極端に大きい。背ビレに棘があり毒を持っている。目が上向きに付いている。口がへの字で大きい。体長は２０～３０㎝くらい。
味	弾力がある淡泊だが旨味の強い白身皮はコラーゲンが豊富
旬	４～６月、12月
産地	瀬戸内海・九州

オコゼの仲間

【ハオコゼ】

外見	目がクリクリして可愛いらしい。眼の下にチョビ髭のような棘がある。全体的に赤く褐色の斑紋がある。背ビレには大きい黒斑がある。体長は１０㎝程度の小型の魚。背ビレに棘があり毒を持っている。
味	基本的に食用としない

オコゼの毒

オコゼは背ビレに棘があり毒を持っています。オコゼの毒は猛毒で背ビレに刺されると激痛が数日間続くこともあります。
オコゼの毒はタンパク質でできているため熱に弱いと言われています。刺されてしまった場合は、４０℃程度のお湯に浸け応急処置をしましょう。
オコゼの背ビレには不用意に触らないよう気を付けてください。

オコゼの由来の秘密

オコゼの由来２選

オコゼの由来は諸説ありますがその中から２つご紹介します。あなたはどちら由来が濃厚だと思いますか？
１つ目の説。笑えるくらいに愚か(オコ)で醜い姿からオコゼと呼ばれた。
２つ目の説。怒(オコ)ったような顔をしていることからオコゼと呼ばれた。
オニオコゼは鬼のように醜い魚ということが由来と言われています。