セミエビ(蝉蝦)の秘密すべてご紹介!基礎知識からおもしろ雑学までやさしく解説

おはようございます。

姿カタチからは想像できないほど美味しく、伊勢海老より高価な「セミエビ」。
漁獲量は比較的少なく、高級食材のため食べたことがある方は少ないかもしれません。
セミエビは本当に旨味豊かで食感がよくとても美味しいです。
特に関東では人気のエビです。

基礎知識からおもしろ雑学まで、今日はセミエビの秘密すべてご紹介します。

セミエビ(蝉蝦)の基本情報

セミエビ

セミエビ(蝉蝦)の種類・寿命

セミエビは節足動物門甲殻亜門軟甲綱(エビ綱)真軟甲亜綱エビ上目十脚目抱卵亜目イセエビ下目セミエビ科セミエビ属に属します。
セミエビ属のなかまには、「キタンヒメセミエビ」「コブセミエビ」などがいます。
さて、セミエビの寿命は昆虫のセミのように寿命が短いのでしょうか。
セミエビの寿命は10年以上ととても長いです。
セミエビは1歳で3センチ程度、2歳で10センチ程度、3歳で20センチ程度、4歳で25センチ程度、5歳で30センチ程度となり成魚となります。

セミエビ(蝉蝦)の生態・食性

セミエビは千葉県から九州までの太平洋沿岸に広く分布し、外洋の岩礁域に生息しています。
セミエビは夜行性で昼間は岩などの隙間で休んでおり、夜になると活動します。
セミエビは雑食で、小さな生き物や海藻などを食べて生活しています。
またセミエビの産卵期は春から夏です。

セミエビ(蝉蝦)の特徴と代表産地

外見 全長25センチ程度
体色は赤褐色
第2、第4節が幅広い板状
背に白い帯がある
足が短い
額角が五角形
全体的に扁平している
カラダに厚みがある
身がぎっしり詰まっている
ほどよい食感がある
甘みとうま味が強い
甲殻類らしい繊細な風味がある
プリッとした食感
熱すると硬く締まる
11月~3月
漁方 刺し網
産地 沖縄県
鹿児島県
愛媛県
高知県
和歌山県

セミエビ(蝉蝦)の由来の秘密

セミエビ(蝉蝦)の由来

セミエビは姿カタチがセミに似ており、エビのなかまなので、「セミエビ」と呼ばれた。

セミエビ(蝉蝦)を漢字で書くと「蝉蝦」

セミエビを漢字で書くと「蝉蝦」です。
セミエビは姿カタチが昆虫のセミに似ていることから「蝉」という漢字が用いられています。
「蝦(エビ)」は甲羅に覆われており虫のように見えることから虫ヘンが用いられ、「叚」は体を曲げるという意味です。

セミエビ(蝉蝦)を英語で書くと「Slipper lobster」

セミエビを英語で書くと「Slipper lobster」です。
「Slipper」はスリッパという意味で、スリッパに似ていることからです。
「Lobster」は大きなエビという意味です。

セミエビ(蝉蝦)の栄養

セミエビは美味しいだけでなく、高タンパク低脂質でとてもヘルシーな食材です。
どのような栄養があるかまとめました。

・アスタキサンチン(老化防止、疲労回復)
・タンパク質(筋肉細胞の維持、免疫力高上)
・ビタミンA(皮膚や粘膜を正常に保つ)
・ビタミンB群(神経の機能の正常化)
・ビタミンD(カルシウムの吸収を促進)
・ビタミンE(抗酸化作用)
・ナイアシン(血行促進、冷え性改善)
・コラーゲン(皮膚の弾力や損傷を修復)
・葉酸(細胞の生まれ変わりを助ける働き)
・パントテン酸(糖質、脂質の代謝を促す)
・鉄分(貧血の防止)
・リン(歯や骨を丈夫にする)
・マグネシウム(カラダの代謝を促す)
・カルシウム(骨を強くし骨粗鬆症を予防)
・カリウム(細胞内の浸透圧を調整、むくみ防止)

セミエビ(蝉蝦)の5つの目利きポイント!

セミエビにも個体差は必ずあります。一人ひとりみんな個性があるようにセミエビにも個性があります。下記をご参考にわたし好みのMyセミエビを是非見つけてください。

1.活きているモノ
2.カラダに厚みがある
3.持ってずっしり重い
4.甲羅に赤身がある
5.甲羅が干からびていない

よくわからない!という方ご来店ください。店主が詳しく解説します。
いつもと違う見方をすると魚選びがとっても楽しくなります。

セミエビ(蝉蝦)のおもしろ情報

セミエビ(蝉蝦)の地方名

セミエビ(蝉蝦)は地域によりユニークな名前で呼ばれています。

・クツエビ:徳島県
・モンパ:高知県
・アカテゴザ:鹿児島県
・カブトエビ:鹿児島県

セミエビ(蝉蝦)の付く地名

セミ(蝉)の付く地名

・上賀茂蝉ケ垣内町(かみがもせみがかきうちちょう):京都府京都市北区
・蝉口(せみぐち):福井県丹生郡越前町
・南蝉(みなみせみ):岐阜県岐阜市

エビ(蝦)の付く地名

・蝦貫(えぞぬき):福島県福島市
・蝦夷森(えぞもり):岩手県下閉伊郡田野畑村
・蝦蟆渕(がまぶち):福島県喜多方市

セミエビ(蝉蝦)のまとめ

セミエビはとても高級で、食べる機会が少ない食材ですが、とても美味しく感動の美味しさです。
個人的にはやはりお刺身がおすすめです。
伊勢海老より風味がよく、身が詰まっているところも魅力のひとつです。
きのした生魚店でも新鮮なセミエビを仕入れておりますので、ぜひお問合せください。

きのした生魚店には個性あふれる鮮魚が揃っています。

今日もいい一日になりますように。

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