アカガイの秘密すべてご紹介!基礎知識からおもしろ雑学までやさしく解説

おはようございます。

近年漁獲量が減少したことにより、超高級食材となったアカガイ。
お口にされたことはありますか?
アミノ酸豊富で風味豊かな味わいで貝好きにはファンも多いのではないでしょうか。
実はわたしも貝好きで、アカガイは大好きです。
アカガイの漁獲量減少にともない近縁種(きんえんしゅ)の「サトウガイ」や「サルボウ」が代用されていることが多くなっています。

本物のアカガイが知りたいというかた必見!
役立つ知識から酒場のネタになる知識まで、今日はアカガイ秘密すべてご紹介します。

アカガイの基本情報

赤貝

アカガイの種類・寿命

アカガイはフネガイ科の二枚貝の一種で、「サトウガイ」や「サルボウ」もアカガイの仲間です。
アカガイは2年で大人になります。3カ月で1ミリメートル、1年で3~4センチ、2年で6~7センチ、3年で8~9センチにまで成長します。
また、アカガイの寿命は10年程度と言われています。

市場に出回っている大きさは10~12センチのものが多いです。

アカガイの生態・食性

アカガイは北海道から九州、韓国や中国にひろく分布しており、穏やかな内湾の水深10~30mの浅い海域でドロが多い砂地にもぐって生活しています。
ハマグリやアサリと同じ二枚貝ですが、海水を体内に取り込む水管がないため砂の中に深くもぐることができません。
そのため他の生物に食べられてしまう可能性が高いです。
アカガイは植物プランクトンを食べて生活しています。

また、アカガイは生息域の水温が18~20℃程度になると産卵します。
産地にもよりますが、西日本では5月~6月、三陸では7月~8月です。

アカガイの特徴と代表産地

外見 殻長は10~12センチ程度
殻に放射状の溝が42・43本ある
茶色い毛でおおわれている
殻に厚みがある(8センチ程度)
ヘモグロビンを含んでいるため血が赤い
甘味とうま味のバランスがいい
アミノ酸豊富で味わいゆたか
身に厚みがあり独特の食感がある
特有の渋みがある
足だけでなくヒモも美味しい
12月~3月
(晩春から味が落ちる)
漁方 そこひき網(けた網漁)
産地 【国内】
宮城県
愛知県
大分県
山口県
兵庫県
【輸入】
韓国
中国

 

 

アカガイの由来の秘密

アカガイは貝では珍しく血液中にヒトと同じヘモグロビン含んでいます。
そのため身が赤く、「アカガイ」と呼ばれています。

また、アカガイは漢字で「赤貝」お書きます。

アカガイの栄養

赤貝むき身

アカガイはアミノ酸が豊富でとても旨味の貝です。
また、低タンパク低脂質ですがビタミンB12を多く含んでいるため、貧血のかたに特にオススメです。
どのような栄養があるかまとめました。

・鉄分(貧血の防止)
・ビタミンA(皮膚や粘膜を正常に保つ)
・ビタミンB群(神経の機能の正常化)
・ビタミンD(カルシウムの吸収を促進)
・ビタミンE(抗酸化作用)
・タンパク質(筋肉細胞の維持、免疫力高上)
・パントテン酸(糖質、脂質の代謝を促す)
・葉酸(細胞の生まれ変わりを助ける働き)
・リン(歯や骨を丈夫にする)
・ナイアシン(血行促進、冷え性改善)
・マグネシウム(カラダの代謝を促す)
・カルシウム(骨を強くし骨粗鬆症を予防)
・カリウム(細胞内の浸透圧を調整、むくみ防止)
・アスパラギン酸(ミネラルを体内に取り込む)
・グルタミン酸(興奮系の伝達物質を分泌させる)
・グリシン(肌のハリと弾力を保つ)
・ロイシン(筋肉のエネルギー源)
・リジン(カラダの免疫力を高める)

アカガイの5つの目利きポイント!

アカガイにも個体差は必ずあります。一人ひとりみんな個性があるようにアカガイにも個性があります。下記をご参考にわたし好みのMyアカガイを是非見つけてください。

1.貝殻に丸みがありコロンとしている
2.持った時に重みを感じる
3.海のカオリがする(ドロ臭いものはNG)
4.身の赤身が強い
5.まな板にたたきつけると反り返る

よくわからない!という方ご来店ください。店主が詳しく解説します。
いつもと違う見方をすると魚選びがとっても楽しくなります。

アカガイのさばき方

店主がアカガイをお刺身にさばきます。1ステップずつ丁寧にご紹介します。
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アカガイのおもしろ情報

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アカガイ・サトウガイ・サルボウのちがい

残念なお知らせですが、実は缶詰のアカガイの原料は「サルボウ」です。

アカガイの漁獲量減少にともない近縁種(きんえんしゅ)の「サトウガイ」や「サルボウ」が代用されていることが多くなっています。
アカガイを食べたと思っていても実は「サルボウ」だったなんてことも・・・
おいしいなら良しとしますが、目利きはできるようになっておきたいですよね。

アカガイと近縁種(きんえんしゅ)の見分けるポイントは貝殻に入っている放射状の溝の数です。
・アカガイ : 42・43本
・サトウガイ : 38本
・サルボウ : 30~32本

また、アカガイと比較し「サトウガイ」や「サルボウ」は小さいモノが多いです。

アカガイの地方名

アカガイは地域によりユニークな名前で呼ばれています。

・アカゲ
・アカギャ
・アッカイ
・ケミガワ
・シシンギャ
・シマガイ
・スミガイ
・チガイ
・ミロクガイ
・ロッキ
・モガイ

アカガイが付く地名

・長磯赤貝(ながいそあかがい) 宮城県気仙沼市
・赤垣内(あかがいと) 和歌山県岩出市

アカガイのまとめ

アカガイにはアミノ酸が豊富に含まれているため上品な甘みと旨味を感じることができます。
刺身・松笠揚げ・お吸い物など様々な料理で楽しむことができ、味・食感も調理法により異なります。
アカガイは高級魚ですが特別な日に食べていただきたい魚です。
きのした生魚店では新鮮なアカガイを仕入れておりますので、ご興味のある方はお問い合わせください。

きのした生魚店には個性あふれる鮮魚が揃っています。

今日もいい一日になりますように。

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