サケ(鮭)七不思議。わかりやすく全て解説!

サケ(鮭)七不思議!

鮭むすび
おはようございます。

サケは焼き魚が一般的で、ごはんとの相性もとてもいい食材です。
こんなに身近な魚ですが、サケには進化の過程で不思議なことがとても多く、未だにわかっていないこともたくさんあります。

今日はサケの「七不思議」をとってもわかりやすくご紹介します。

サケ(鮭)とマス(鱒)の違い

「サケ」と「マス」の違いがよくわからない方も多くいらっしゃるかと思います。
「サケ」と「マス」には明確な区別はありませんが、一般的には海へ下るモノが「サケ」で、川に残るモノが「マス」と言われています。
しかし「マス」の仲間でも、ニジマスやヒメマスの様に海へ下る個体がいたり、カラフトマスのようにマスという名前が付いていても「サケ」の仲間ということもあります。
「サケ」と「マス」の明確な線引きは難しいですが、なんとなく海へ下るものが「サケ」と覚えておきましょう!

サケ(鮭)と脂ビレ

サケ科のなかまには背ビレと尾ビレの間に「脂ビレ」というヒレがあります。
この脂ビレは、ほかのヒレとは異なり、骨がない皮だけでてきたヒレで、動かす事はできません。
また、この脂ビレは一度切れてしまうと、再生することができないヒレなのです。

この脂ビレがサケ科の象徴と言っても過言ではないと思います。

サケ(鮭)と婚姻色

サケは産卵のために生まれた川へ戻ります。
その時、大人になった証として、オスもメスも婚姻色に変化します。
サケのオスには、赤色の縦の模様が出てきます。
サケのメスには、黒色の横の模様が出てきます。
これで、互いに異性にアピールしているのです。

しかしなかには、オスとメスの両方の婚姻色を持っているサケがいます。
これはオスのサケで、メスを巡る争いに負けたサインとして出しています。

また、婚姻色のサケは「ブナ毛」と呼ばれており、市場で流通することはありません。
サケは成熟すると身質が悪くなるため、成熟したサケを食べる機会はないと思います。

サケは川にもいますが、市場に出回っているサケはすべて海で漁獲された未成熟のサケです。

サケ(鮭)の皮はなぜ銀色?

サケの皮はギラギラとした銀色のイメージがあると思います。
サケは生まれた時は、銀色の皮ではありません。
実はサケの進化の過程で、銀色の皮にする必要があったのです。

サケは淡水魚です。
淡水魚の皮は、塩分を体内に蓄積する仕組みになっています。
そのため海水では生きていくことができません。
サケは海で生活するために、カラダを銀化し、浸透圧の調整をしているのです。
サケは川で生まれ、海で育ち、産卵のために川へ戻ります。
産卵のために遡上する時には、淡水魚の皮に戻す必要があるため、銀色のウロコはどんどん剥がれていきます。
サケは本当にとても不思議な生き物です。

サケ(鮭)は同一種でも呼び名が異なる

同じサケですが、市場に流通している名前はたくさんあります。
サケは成熟するにつれ味が落ちていきます。

・ケイジ
漁獲時期:秋~冬
出身地:ロシアのアムール川
成熟度:若魚
価格:超高級

・トキシラズ
漁獲時期:春~夏
出身地:ロシアのアムール川
成熟度:若魚
価格:高級

・メジカ
漁獲時期:秋~冬
出身地:日本の川
成熟度:産卵の準備を始めた
価格:やや高級

・ギンケ
漁獲時期:秋~冬
出身地:日本の川
成熟度:産卵60日以上前
価格:やや安価

・アキアジ
漁獲時期:秋~冬
出身地:日本の川
成熟度:産卵を控え成熟
価格:安価

サケ(鮭)の皮は食べる?

サケの皮は何とも言えない食感で好きな方も多いと思います。
実はサケの皮は美味しいだけではなく、栄養価も高いのです。
身より皮の方がDHAやEPA・カルシウムなど、栄養が多く含まれています。
美味しくて栄養もとれるなんて、嬉しいですね(*^-^*)

野菜でよく「皮に栄養がある」と言いますが、コレは魚も同じことなのです。
ただ魚の場合は、ウロコが気になり食べにくいこともあります。。

黄金のイクラがある

サケの卵巣からできているイクラ。
イクラはオレンジ色のイメージがあります。
サケの身や卵巣が、オレンジ色の理由は、サケの食性にあります。
海に出たサケの好物は、「オキアミ」です。
オキアミを多く食べるため、アスタキサンチンが豊富に蓄積され、オレンジ色になっています。

そこで黄金のイクラを作るために、サケの養殖がおこなわれています。
大好きな甲殻類をエサとして与えないことで、本来の色である黄色っぽいイクラを作っているのです。

黄金のイクラは縁起はいいかもしれませんが、甲殻類を食べて育ったサケの方が美味しいような気がします。

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サケ(鮭)の七不思議のまとめ

サケはごはんとの相性がよく昔から親しまれてきた食材です。
魚嫌いだけど、サケは食べられるという方もいらっしゃると思います。
そんな身近な食材ですが、不思議なことが多くとても興味深い魚です。

きのした生魚店では新鮮なサケを仕入れております。
興味のある方は、お問合せください。

サケ(鮭)の目利きに関してはコチラをご確認ください。
サケ(白鮭)の秘密すべてご紹介!基礎知識からおもしろ雑学までやさしく解説

今日もいい日になりますように。

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