ヤマトシジミ(大和蜆)の秘密すべてご紹介!基礎知識からおもしろ雑学までやさしく解説

おはようございます。

肝臓に良いオルニチンが豊富には含まれている「シジミ」。
一般的にシジミというと、「ヤマトシジミ」「マシジミ」「セタシジミ」のことです。
そのなかでも日本人に最も馴染み深いシジミが、「ヤマトシジミ」です。

国内で流通している99%がヤマトシジミだと言われています。
広島県の太田川で獲れるヤマトシジミはクセがなく身がとても大きいのが特徴です。
食べ応えのある太田川のシジミはとてもおすすめです。

役立つ知識から酒場のネタになる知識まで、今日はヤマトシジミ(大和蜆)の秘密すべてご紹介します。

ヤマトシジミ(大和蜆)の基本情報

シジミ汁

ヤマトシジミ(大和蜆)の種類・寿命

ヤマトシジミは二枚貝綱マルスダレガイ目シジミ上科シジミ超科シジミ科シジミ亜科シジミ属に属します。
ヤマトシジミ属のなかまには、「マシジミ」「セタシジミ」「タイワンシジミ」「バチガタシジミ」などがいます。
シジミ科ヒルギシジミ属には、「ヒルギシジミ」「リュウキュウヒルギシジミ」「ヤエヤマヒルギシジミ」などがいます。

ヤマトシジミの寿命は8年ほどです。

ヤマトシジミ(大和蜆)の生態・食性

ヤマトシジミは昔は全国各地の汽水域に広く分布していましたが、環境の変化により絶滅してしまった地域も多くあります。
ヤマトシジミは水深10メートルまでの汽水域に生息し、プランクトンを食べて生活しています。

ヤマトシジミの産卵期は地域により異なり、春から秋頃です。
ヤマトシジミも魚と同様、卵を産みます。

ヤマトシジミ(大和蜆)の特徴と代表産地

外見 殻長は3センチ程度
殻の色は茶褐色から黒褐色
カタチは正三角形に近い
放射状の成長脈がある
殻に膨らみがある
殻に艶がある
うま味が強い
歩留まりがイイ
独特の香りがある
上品な味わい
イイ出汁が出る
熱しても硬くならない
冷凍するとうま味が増す
3月~5月
漁方 たも網
産地 【国産】
島根県
青森県
茨城県
北海道
東京都
三重県

【輸入】
中国
韓国
ロシア

ヤマトシジミ(大和蜆)の由来の秘密

シジミの由来2選

シジミの由来は諸説ありますがその中から2つご紹介します。
あなたはどちらの由来が濃厚だと思いますか?
1つ目。シジミには成長脈があり縮んでいるように見えることから、「縮み(チジミ)」と呼ばれそれが転じた。
2つ目。シジミを熱すると身が縮むことから、「縮み(チジミ)」と呼ばれそれが転じた。

シジミを漢字で書くと「蜆」

シジミは小さく虫のように見えたことから、「虫」と「見」で「蜆」と書きます。

ヤマトシジミの由来

ヤマトシジミは日本に昔から生息しており、日本(大和)固有のシジミということから「ヤマトシジミ(大和蜆)」と呼ばれた。

ヤマトシジミ(大和蜆)の栄養

ヤマトシジミには肝臓にいいとされているオルニチンが豊富に含まれています
どのような栄養があるかまとめました。

・オルニチン(アンモニアを解毒し肝臓の働きをサポート)
・ビタミンB群(神経の機能の正常化)
・ビタミンA(皮膚や粘膜を正常に保つ)
・ビタミンE(抗酸化作用)
・パントテン酸(糖質、脂質の代謝を促す)
・タウリン(肝機能を高める、生活習慣病予防)
・鉄分(貧血の防止)
・マグネシウム(カラダの代謝を促す)
・カルシウム(骨を強くし骨粗鬆症を予防)
・カリウム(細胞内の浸透圧を調整、むくみ防止)
・リン(歯や骨を丈夫にする)
・タンパク質(筋肉細胞の維持、免疫力高上)
・葉酸(細胞の生まれ変わりを助ける働き)
・ナイアシン(血行促進、冷え性改善)
・グルタミン酸(興奮系の伝達物質を分泌させる)
・グリシン(肌のハリと弾力を保つ)
・ロイシン(筋肉のエネルギー源)
・リジン(カラダの免疫力を高める)
・アスパラギン酸(ミネラルを体内に取り込む)
・アラニン(二日酔いの改善)
・プロリン(コラーゲンの生成を促す)

ヤマトシジミ(大和蜆)の5つの目利きポイント!

ヤマトシジミにも個体差は必ずあります。一人ひとりみんな個性があるようにヤマトシジミにも個性があります。下記をご参考にわたし好みのMyヤマトシジミを是非見つけてください。

1.殻長3センチ以上
2.元気よく生きている
3.殻に艶がある
4.貝殻に厚みがある
5.殻がしっかり閉じている

よくわからない!という方ご来店ください。店主が詳しく解説します。
いつもと違う見方をすると魚選びがとっても楽しくなります。

ヤマトシジミ(大和蜆)のおもしろ情報

ヤマトシジミ(大和蜆)の地方名

ヤマトシジミ(大和蜆)は地域によりユニークな名前で呼ばれています。

・ヤマトシジミ:全国各地

・カワガイ:佐賀県
・シジメ:愛知県
・シマダヤマトシジミ:茨城県
・ニホンヤマトシジミ:岩手県
・カワガイ:佐賀県
・キイヤマトシジミ:岡山県
・シジメ:愛知県
・ヒジメ:愛知県
・スズメガイ:石川県

シジミのことわざ

内で蛤、外は蜆(うちではまぐりそとはしじみ)

家の中では威張っているが、外では腰が低く控え目という意味。
つまり、内弁慶という意味です。

シジミを含む地名

・蜆塚(しじみづか):静岡県浜松市中区
・志々見町(しじみまち):石川県羽咋市
・志染町安福田(しじみちょうあぶた):兵庫県三木市
・志染町井上(しじみちょういのうえ):兵庫県三木市
・志染町吉田(しじみちょうよしだ):兵庫県三木市
・志染町窟屋(しじみちょういわや):兵庫県三木市
・志染町戸田(しじみちょうとだ):兵庫県三木市
・志染町御坂(しじみちょうみさか):兵庫県三木市
・志染町広野(しじみちょうひろの):兵庫県三木市
・志染町高男寺(しじみちょうこうなんじ):兵庫県三木市
・志染町細目(しじみちょうほそめ):兵庫県三木市
・志染町三津田(しじみちょうみつだ):兵庫県三木市
・志染町四合谷(しじみちょうしごうだに):兵庫県三木市
・志染町志染中(しじみちょうしじみなか):兵庫県三木市
・志染町西自由が丘(しじみちょうにしじゆうがおか):兵庫県三木市
・志染町青山(しじみちょうあおやま):兵庫県三木市
・志染町大谷(しじみちょうおおたに):兵庫県三木市
・志染町中自由が丘(しじみちょうなかじゆうがおか):兵庫県三木市
・志染町東自由が丘(しじみちょうひがしじゆうがおか):兵庫県三木市
・西蜆(にししじみ):愛知県弥富市
・東蜆(ひがししじみ):愛知県弥富市
・富合町志々水(とみあいまちしじみず):熊本県熊本市南区

ヤマトシジミ(大和蜆)のまとめ

ヤマトシジミは昔から日本人に親しまれてきた貝で、独特のうま味がありとても美味しいです。
特に太田川で育ったヤマトシジミは泥臭さがまったくなく身が大きく、私の好物です。
貝嫌いの方でも、「食べられる!」という声をよく耳にします。

きのした生魚店では太田川産のヤマトシジミも仕入れておりますので、ご興味のある方はお問い合わせください。

きのした生魚店には個性あふれる鮮魚が揃っています。

今日もいい一日になりますように。

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