アジの種類と味の比較!

おはようございます。

今日は日本人にとても馴染みのあるアジについて、わたしが厳選したアジの仲間をご紹介します。
スズキ目アジ科になるアジの仲間は世界中に150種類以上も存在していると言われています。
アジの仲間には共通してゼイゴがありますが、味はさまざまです。

色々なアジを食べ比べてMyアジを見つけ出していただきたいと思い記事にしました。

代表的なアジの種類

【マアジ】

マアジ

特徴 体長は40~50センチ程度
比較的厚みがなくアジの中では細長い
綺麗な紡錘形
背は青黒い
腹は銀白色
体表は薄く透明なウロコがある
ゼイゴがあたまの後ろから尾まである
小さいモノでもおいしい
クセや臭みがない
脂ノリがよく風味ゆたか
熱すると身が締まりやすい
骨はやわらかく皮がうすい
血合いの味は濃い
4月~7月
漁方 巻き網
定置網
釣り
代表産地 長崎県
島根県
愛媛県
大分県
千葉県
鹿児島県

【シマアジ】

シマアジ

特徴 体長は80センチ程度
カラダが細長く縦扁している
綺麗な紡錘形
体高が高くアーモンド形
背は青緑色
腹は銀白色
カラダに黄金色の帯がある
胸ビレが長い
尾の付け根にゼイゴがある
透明感のある白身
身に締まりがあり繊維質
旨味成分であるグルタミン酸が豊富
適度な脂と甘味がある
後味が良い
熱しても身が締まらない
6月~9月
漁方 養殖がメイン
釣り
定置網
代表産地 【天然】
伊豆諸島
三浦半島
鹿児島県
高知県
【養殖】
大分県
愛媛県
熊本県
長崎県

【ムロアジ】

クサヤ

特徴 体長は40~50センチ程度
体形はマアジよりスリム
綺麗な紡錘形
背は青黒い
腹は銀白色
カラダに黄色の帯がある
ゼイゴが尾からまっすぐある
尾びれの上葉が黄色い
尾びれの下葉が赤い
小離鰭(しょうりき)という小さなヒレがある
眼の半透明の膜が発達している
体表は薄く透明なウロコがある
クサヤの原料
血合いが強い
マアジとくらべ味が落ちる
熱すると身が締まる
皮は薄いが硬い
骨はやわらかい
7月~9月
漁方 巻き網
定置網
代表産地 宮崎県
鹿児島県
和歌山県
長崎県
大分県
高知県
愛媛県

【オキアジ】

オキアジ

特徴 体長は50センチ程度
体形は楕円形(だえんけい)
体色は全体的に黒くいぶし銀のような色
ゼイゴが尾からまっすぐある
シマアジよりカラダが厚い
体表は細かいウロコがある
胸にはウロコがない
口元が丸く受け口
食感がよく歯どまりがいい
身に甘みがある
臭みがない
熱してもやわらかい
焼霜造りにすると美味しい
10月~12月
漁方 定置網
底曳網
釣り
代表産地 熊本県
静岡県
高知県

【ギンガメアジ】

ギンガメアジ

特徴 体長は50~60センチ程度
カラダが細長く縦扁している
綺麗な紡錘形
体高が高くアーモンド形
背は青緑色
腹は銀白色
ゼイゴが尾からまっすぐある
眼の半透明の膜が発達している
体表は細かいウロコがある
尾びれ・背びれは黒い
大きいモノでは1メートルを超える
エラ蓋上部に黒い点がある
頭がまるく膨らんでいる
皮が比較的厚い
旨味がありいい出汁が出る
10~12月
漁方 釣り
定置網
代表産地 沖縄県
鹿児島県
宮崎県

【ロウニンアジ】

ロウニンアジ

特徴 体長は1メートルを超える
カラダが細長く縦扁している
体高が高い
顔はマダイに似ている
ヒレはカマのような形
体表は細かいウロコがある
胸にはウロコがない
体色は全体的に黒くいぶし銀のような色
側線上にゼイゴがある
大きいモノでは1.6メートルを超える
脂ノリがいい
皮は厚く硬い
熱しても硬くならない
通年
漁方 釣り
定置網
代表産地 鹿児島県
沖縄県

アジのさばき方

店主がマアジを三枚おろしからお刺身まで、1ステップずつご紹介します。

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アジの種類のまとめ

昔から親しまれてきたアジですが、マアジしか食べたことがない方も多いのではないでしょうか。
もちろんマアジは美味しいですが、、(>_<)
ぜひ用途に合わせ色々なアジをお試しください。
きっと新たな発見があります☆

きのした生魚店には個性あふれる鮮魚が揃っています。興味のある方はぜひお問い合わせください。

今日もいい一日になりますように。
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