カワハギの秘密すべてご紹介！基礎知識からおもしろ雑学までやさしく解説
おはようございます。
煮付けに釣ると最高に美味しいカワハギですが、秋から冬になるにつれて肝が大きくなりとっても美味しいです。
フグ目に属しどことなくフグに似た味わいですが、肝はフグより美味ではないでしょうか。
役立つ知識から酒場のネタになる知識まで、今日はカワハギ秘密すべてご紹介します。
目次
カワハギの基本情報
カワハギの種類・寿命
カワハギはマンボウやハリセンボンと同じフグ目に属します。
カワハギの仲間は世界中に１００種以上存在しており、日本近海でも２３種生息しています。
食用として主に流通しているカワハギは、「カワハギ」「ウマヅラハギ」「ウスバハギ」です。
カワハギの寿命は１０年程度と言われています。
１年で１５センチになり、２年で２０センチになります。３年で成熟し３０センチ以上となります。
カワハギの生態と食性
カワハギは日本近海各地に分布しており、どこでも見られる魚です。
水深１００メートル辺りに生息しており、海藻やエビや貝などを食べて生活しています。
カワハギはとても強靭な歯とアゴを持っており、フジツボやウニなどを噛み砕くことができます。
また、カワハギは初夏から秋口にかけて産卵します。
カワハギの特徴と代表産地
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| 外見 | 体長は３０センチ程度 カラダの形はひし形 頭に鋭い角がある 体色は青みがかった灰色 ウリボウのような斑紋がある 皮はざらざらしている |
| 味 | とても淡白な白身 身に歯ごたえがある 肝が美味しい |
| 旬 | １年中（特に１１月～２月） |
| 漁方 | 定置網 ネズミ取りカゴの方 |
| 産地 | 大分県 静岡県 愛媛県 |
カワハギの由来の秘密
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カワハギの由来
カワハギは硬くて丈夫な皮に覆われており、皮を剥いで調理することから「カワハギ」と言います。
カワハギは漢字で書くと「鮍」
カワハギは漢字で書くと魚ヘンに「皮（カワ）」で「鮍」と書きます。
とにかく特徴的な質感を持つ皮に覆われており、剥いだ皮は干してやすりとして使用することもできます。
カワハギの栄養
カワハギはとても高タンパク低カロリーな白身魚ですが、どのような栄養があるかまとめました。
・タンパク質(筋肉細胞の維持、免疫力高上)
・ビタミンA(皮膚や粘膜を正常に保つ)
・ビタミンB群(神経の機能の正常化)
・ビタミンD(カルシウムの吸収を促進)
・ビタミンＥ(抗酸化作用)
・カルシウム(骨を強くし骨粗鬆症を予防)
・カリウム(細胞内の浸透圧を調整、むくみ防止)
・葉酸(細胞の生まれ変わりを助ける働き)
・鉄分(貧血の防止)
カワハギの５つの目利きポイント！
カワハギにも個体差は必ずあります。一人ひとりみんな個性があるようにカワハギにも個性があります。下記をご参考にわたし好みのMyカワハギを是非見つけてください。
１．身に張りがある
２．ずんぐりカラダが丸い
３．目に膨らみがあり澄んでいる
４．ヒレが乾燥していない
５．身に透明感がある
（皮を剥いでいた場合）
カワハギは皮が分厚いため、死後も色の変化がないため目利きが難しい魚です。
よくわからない！という方ご来店ください。店主が詳しく解説します。
いつもと違う見方をすると魚選びがとっても楽しくなります。
カワハギのさばき方
店主がウマヅラカワハギの３枚おろしからお刺身まで、１ステップずつ丁寧にご紹介します。
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カワハギのおもしろ情報
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カワハギの地方名
日本各地で人気のあるカワハギは、地域によりユニークな名前で呼ばれています。
・バクチ：静岡県、石川県
・センバ：富山県
・マルハゲ：兵庫県
・ハギ：愛媛県、宮崎県
・メイボ：山口県
・クロギ：岡山県
・ヨソギ：香川県
・ラケット：和歌山県
・チョイチョイ：青森県
・ツノコ：鹿児島県
・カワムキ：福岡県
・コゴモリ；富山県
・カワハジャー：沖縄県
カワハギは「海のヘリコプター」
カワハギの泳ぎ方はほかの魚と異なり特徴的な泳ぎ方をします。
一般的な魚は、胸びれと尾ビレを使って泳ぎますが、カワハギは背びれと尻びれをひらひらさせながら泳ぎます。
この姿から「海のヘリコプター」と呼ばれています。
カワハギのまとめ
カワハギの肝が美味しくなる理由はほかの魚と比較すると身に脂肪がほとんどなく、栄養はすべて肝に蓄えるため濃厚で旨味の強い味わいになります。これからの季節カワハギはとてもおいしくなります。肝醤油で食べるお造りは最高に美味しいです。
きのした生魚店では新鮮なカワハギを仕入れておりますので、ご興味のある方はお問い合わせください。
きのした生魚店には個性あふれる鮮魚が揃っています。
今日もいい一日になりますように。
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